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2021年9月20日 (月)

なぜ、新型コロナの感染者数は、山型の推移でいったん収束するのか

 「どうして、新型コロナは、第4波、第5波のように山を作って、収束するのだろう」と思ったことはありませんか? 感染者数が一定程度跳ね上がると自然に減少に転じるのは不思議です。今回は、それに対する私の仮説です。

Chart1
 飛沫感染(一部エアロゾル)の感染症は、家族や職場などのコミュニティ(さらにコミュニティが複数重なり合うコミュニティ群)の中で広がるのだと思います。満員電車の中やすれ違いざまに感染するのだとすると、いったん収束するなどありえません。しかし、社会というものは、家族、友達、同僚、さらにそれらの家族、友達、同僚みたいな小さな単位の複合でできていて、感染してその人の属するコミュニティにうつすことがあっても、「これはヤバいかも」と各コミュニティが活動水準を落とすとその隣のコミュニティ群への感染が止まるんじゃないでしょうか。
 
 そのため、いくつかのコミュニティを感染しつくしたり、濃厚接触者として活動自粛させられことで、他のコミュニティへの感染が止まると、そのいくつかのコミュニティからなるコミュティ群という小さな社会での感染が終了するみたいな機能が働いているのではないでしょうか。
 
 友達の友達は皆友達だ、世界に拡げよう・・・と言ってもある人の友達の友達の友達の友達を辿ってもマンションのお向かいの部屋のおじさんには繋がらないみたいな、社会、コミュニティ群って、適度に断絶しているのではないかと思います。絵にしてみました。
Chart2
この絵では、1つ1つのコミュニティが円で表され、そのうち、重なる部分が大きいものを大きな枠で囲って4つのコミュニティ群ができています。1つのコミュティ群がバタバタと感染しても、隣のコミュニティ群とのつながりって、1つの小さなコミュニティを介してしかつながらないので、このコミュニティがしっかり自粛すると、感染の連鎖が止まります。そうすると、最初のコミュニティ群のすべての人が感染し終わったり、濃厚接触者として活動停止すると、そこで感染が止まります。ある意味では、1つのコミュティ群を焼き尽くしたら、あとは隣のコミュニティ群に感染を拡げないと、感染は拡がる余地がなくなるのではないかと。
 
 今回の第5波の山が非常に切り立った高さなのは、デルタ株の感染力の強さで、コミュニティ群から隣のコミュニティ群への伝播が早くて、どんどんコミュニティ群が焼き尽くされたからなのではないかと思います。その結果、医療崩壊などが現実的になって、ようやくデルタ株の感染力を超える感染防止の努力が実を結んで、コミュティ群をまたいだ伝播が止まったために急速に感染者数が落ちているというのが現状のような気がします、この仮説が正しければですが。

 

 

 

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コメント

私もとても不思議でしたが、厚労省のページに、こんな解説があり、いたく納得したのでした。ご参考までに。P10の図がわかりやすかったです。
t.ly/js3y

投稿: godmother | 2021年9月22日 (水) 02時02分

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