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2017年8月26日 (土)

起業セミナーって、おかしくない?

 Twitterで「起業女子で月1万以上稼げてるのは全体の2割」という話が出ており、頻繁に起業セミナーに通っている女子は給料をつぎ込んでいる状況だが、副業を勧めるセミナーの講師は、収入が増えました・・・という話が紹介されておりました。弱者を食い物にしている感が無きにしもあらず。

 女性に限らず、また、会社員の副業としての起業に限らず、本当に起業する人というのは、自分へのニーズがあっていつの間にか起業していたり、「これをやれないなら今の仕事辞めてやる」みたいな勢いで始めるのであって、起業ってセミナー通って始めるものではないと思います。「これからは副業をもって豊かでキラキラした人生を」みたいなセミナーを聞いて、じゃあ、やってみようか、みたいなことでうまくいくとは思えません。

 起業した方々がお客様である税理士としては、起業というのは、こうした勢いで起業、自発的に起業するもので、セミナーを聞いてやるものじゃないという持論です。それで、ふと思い出したのが、十何年か前に関東経済産業局主催の起業の集いみたいなイベントで、パネルの司会進行役を引き受けて失敗したこと。

 パネラーは、女性起業家3人。みなさん、パワフルな方で、「会社を立ち上げちゃってから経理とかわかっていないことに気づいた!」みたいな話を披露してくれました。で、その勢いに煽られて、パネラーの方々に「起業セミナーとか開業講座みたいなものに行ってから起業しました?」という愚問をしてしまいました。当然ながらパネラーはそんなセミナーに行っているわけはなく、会場に向かって「本日お越しの皆様は慎重過ぎるようですね」ってフォローにならない言い訳をした私。

 でも、その時の経済産業局の人は中小企業施策の資料とかが出るとその案内をメールしてくれていたので、彼らにとっても頷ける話だったのかもしれません。ただ、あれ以降、関東経済産業局のイベントへのお呼びはかかっておりません。ま、当然ですね。

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