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2017年2月21日 (火)

タクシー料金の話

 昨日、中央区新川1丁目の永代通りから東京駅八重洲口までタクシーに乗りました。松井建設の本社ビルのあたり、日本政策金融公庫東京中央支店のあたり、と書くと場所が思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。
 
 従来の730円の初乗り料金が410円になって威力を発揮するかと思いました。タクシーは、新川一丁目の交差点を左折して永代通りを離れ、700mほど直進。突き当りを右折して、八丁堀交差点で新大橋通りを渡り、宝町ランプ入口を過ぎ、京橋一丁目で昭和通りを、日本橋三丁目で中央通りを超えて、東京駅八重洲口に真正面から近づきます。
 
 そのあたりで運賃のメーターは、890円。運転手さんが「おかしいなぁ、値下げ前は、あの辺からはワンメーターで東京駅まで着いたんだが」と言います。結果として料金は、970円でした。
 
 これは、時間距離併用制運賃の影響だと思います。これは、タクシーに乗車中、信号待ちや渋滞などにより、走行速度が10km以下になった場合や、乗客の都合により、タクシーを待機させる場合に適用されるもので、1分30秒までごとに80円が加算されます。大きな通りを渡る信号で停車した場合、大通りの青信号の時間は長いので、1分くらいは停車することになります。すると、加算距離237mの2/3くらいは走ったものとみなされることになり、信号が青になってすぐにメーターは80円上がってしまいます。
 
 新川から東京駅までは1.3キロくらいなので、2キロ730円の時代であれば、信号待ちなどがあっても、それで行けたのでしょう。しかし、初乗り1.052キロで410になると、すぐに237mごとの80円加算の区分になって、ここでは信号待ちが大きく響くということになるのだと思います。
 
 と言うことは、日中の都心では、若干の違いなら、距離よりも大きな通りを走って、信号による停車時間を極力減らすことが運賃を節減するコツなのかもしれないと思いました。参考にしていただければと思います。

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2017年2月 6日 (月)

出前の注文を狙うお店

 事務所の郵便受けを開いたら、小石川1丁目といううちの事務所からは1.6キロくらい離れている中華そば屋さんのメニューが入っていました。ピザや宅配寿司のチラシはしばしば見ますが、チェーン展開していない中華そば屋さんのメニューは、久々に見たような。すばらしいことだと思いました。
 
 実は、飲食店をやっている顧問先には、「チラシ入れるとか何らかの工夫で集客策を取らないといけないんじゃないか?」って言っております。しかし、「チラシ入れても注文が来るのは2~3件だからね」とか言って、やらない。しかし、別の時には「常連客も年を取ったりすると、死んだり、施設に入ったりして、出前を取らなくなる」って愚痴をこぼす。「だから、新しい顧客と出会うチャンスには懸命にならないとダメなんです!」って、あんまり言い過ぎると、お客さんに嫌われちゃいますので。
 
 本来、出前をやっている蕎麦屋が、普通のメニューだけでなく、1週間お任せでメニューを変えて毎日届ける「一人暮らしでも安心な出前」とかのサービスをやっていたら、ワタミの宅食とか出てくる余地はなかったわけです。高齢化社会を見通したビジネスを個々の飲食店が真剣に考えていたら、時代はもう少し変わっていたかもしれません。
 
 飲食店だけではありません。「ちわー、三河屋です。お酒ではなく、お水届けに来ました。おばあちゃん、元気?」ってやる酒屋がいてもよいわけです。でも、ビールたくさん飲む家ばかり狙い、そういう家が減ると配達やめ、米屋はプラッシー買ってくれなくなると配達やめて、今日に至ります。彼らが元気なら、ヤマト運輸の配達の最前線は彼らが担っていたかもしれません。そもそも、たくさんあるコンビニエンスストアの前身は酒屋さんだったりするわけで、せっかくの個人事業主がフランチャイジーのオーナーになって、24時間働くようになってしまったりする。かつて、夜の8時にもなればお店閉めて、「夜遅くまでお店を空けるなんて無理なんですよ」とか23時に閉まる初期のコンビニに文句言っていたのに・・・。お酒の宅配は、カクヤスとかが「ビール1本からお届けします!」ってやっていますし、コンビニやファミレスも宅配に踏み出しています。
 
 チェーン展開するビジネスの多くは、個人商店が時代の流れに取り残されたがゆえに、そして、彼らが商売の中で無意識に提供していた機能が多くの住民にとって不可欠なものだったから、復活しているのだと思います。なので、個人が営業する飲食店だって、工夫して、チャレンジすれば、まだまだやっていけるのではないかと思ったりします。久々のメニューの投げ入れを見て、考えたのでありました。

 

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