« ウェッジウッドと原価計算 | トップページ | スマホ撮影保存の概略の図表 »

2016年4月 8日 (金)

スキャナ保存とスマホ撮影保存

 平成28年3月31日に改正された電子帳簿保存法施行規則では、「原稿台と一体になった」というのが消えて、記録装置(電子帳簿保存法第4条第3項)は、「スキャナ」であるとされました。この「スキャナ」は、現行の電子帳簿保存法Q&A問33では、JIS規格ではいろいろ定義はされているものの、一般的な用語で理解してよいとされており、税制改正大綱では、スマホやデジカメでの撮影もokとされているため、今後、そうした解釈が明記されてくるものと思われます。
 この結果、あらかじめ申請等ができていれば、今後は、営業マンが打ち合わせの飲食代のレシートをスマホで撮影し、そのデータを会社のサーバに送信して、経費精算がスタートするといった実務がスタートできることになります。電子帳簿保存法施行規則の立て付けとしては、国税関係書類を作成若しくは受領した者が読み取り作業をした場合に今回の改正の対象としているのですが、私は、これをスマホ撮影保存と呼び、従来のスキャナ保存と区別するとわかりやすいかなと思っています。
 なので、営業マンが旅費精算や経費精算をスマホやデジカメ・ハンディスキャナで行うのを「スマホ撮影保存」、これらの証憑や契約書などを会社に提出して、経理部やその他事務部門がスキャナで読み取って電子化していくのを「スキャナ保存」と呼びたいと思っています。

|

« ウェッジウッドと原価計算 | トップページ | スマホ撮影保存の概略の図表 »

コメント

初めてコメント(質問)させて頂きます。
浅野と申します。

電子帳簿保存(スマホ撮影保存)に興味があり
ブログを読ませて頂きました。

スマホ撮影になっても、定期検査は残るのでしょうか?
(少し勉強しました)

撮影後、すぐに破棄が出来るのかが、気になっています。

是非ご教示頂ければ幸いです。

投稿: 浅野 | 2016年4月 8日 (金) 13時38分

浅野さん,コメントありがとうございます。
スマホ撮影保存になっても,定期検査は残ります。ただし,これを顧問税理士が行う場合,それだけで内部けん制が完了するという特例があります。
また,顧問税理士の検査,あるいは社内の照合と事後検査が終わらないと破棄できません。顧問税理士がいる会社は,ぜひとも顧問税理士にチェックを依頼するようにした方が良いですね。

投稿: 佐久間 | 2016年4月 9日 (土) 13時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/181294/63455803

この記事へのトラックバック一覧です: スキャナ保存とスマホ撮影保存:

« ウェッジウッドと原価計算 | トップページ | スマホ撮影保存の概略の図表 »