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2015年2月16日 (月)

税金ってなんだ?

 所得税の確定申告のシーズンです。国民も「税金」というものを意識する季節です。
 
 最近、感じるんですが、生活保護を受けている人とかへの視線が厳しいですね。生活保護手当でパチンコに行ったり、酒を飲んでいる人がいる。「生活保護手当が15万円くらいもらえるんだったら、誰も働かないよね」とか。実際、生活保護手当が15万円ある人がそろそろ健康も回復して働けるかも・・・と8万円稼いだら、生活保護手当が無くなっちゃったりするから、生活保護手当をはるかに超える収入が期待できない限り働かないといった制度の問題点がないわけではないです。しかし、誰だって、健康を害して、生活保護を受けるようにならないという保証はない。そしたら、国に(というか国民みんなに)助けてもらえたら助かりますよね。
 
 俺は、健康を害しても生活保護なんか受けない、だから受ける奴を助けたくないみたいな小さい政府的な発想が目につくような気がするんです。そのため、格差を是正するためには、富裕層に課税すればいいみたいな学者(そうです、ピケティです)がもてはやされたりする。
 
 そもそも、所得の再分配(例えば生活保護手当)とかって、富者(富裕層)の所得を税金を通じて貧者に配ることだと思っている人が多いような気がする。だから、所得税の累進課税をもっと厳しくするべきだといった主張が出てくる。しかし、税と所得の再分配って、普通に働けている国民全般から広く浅く徴収して、再分配することだと思うんです。今は、働けているけど、そうでなくなった時にみんなに助けてもらうんだから、払える範囲の額は払う。で、その払える範囲になるように税制はできているはず。というか、そうでないと財源足りない。
 
 俺たちギリギリで生活していて困った人に回す金なんかないという人が多いんでしょうね。それでも、税金って、コミュニティ会費なんだと思います。町会費のようなもので、それの拡大版が市町村、そして都道府県、そして国。例えば、マンションを持っていて、「俺はギリギリで生活しているからマンション管理組合の会費は払わん」というのは許されない。「俺は、病気しないから健康保険料は払わん」というのもダメ。そんな金がどこにあるんだという人は、スマホを格安スマホに交換して、毎月数千円浮かしてでも税金は払うべきなんです。
 
 土曜日の朝、「サワコの朝」という番組で美輪明宏さんが出ていて、「最近の人の不安のベスト1位が貯金がないことなんですけど」と阿川さんに言われて、「それが悩みならいいじゃないですか。今日、食べるものがないというなら大変ですけど、衣食住がとりあえず成り立っているから、貯金がないのが不安なんでしょ。」と切り返されていました。そう考えれば、我々、十分に豊かなんだと考えないといけないです。

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