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2014年8月14日 (木)

真正の所有者が不明な森林・農地

 本日の日経新聞によれば,森林や農地で所有者が亡くなった際にきちんと相続人に名義の変更の登記をしていないものが多く,所有者不明の面積が57万ヘクタールにも及ぶと推測されているのだそうです。明治時代から名義が変わっていないものもあるんだそうです。

 所有者の戸籍から子供を探し,結婚すると新しい戸籍ができるから,それを取得し,その人が死んでいたら子どもはどうなっているかを戸籍から辿り,もし,子供がいない人なら,元の所有者の親を経由して兄弟の戸籍へ進み・・・ってやらないと相続人に到達できないです。森林,農地って固定資産税かからないことが多いから,市町村で固定資産税の納付書をどの住所に送っているかから探索することは不可能なんだろうと思います。
 また,相続の際にも固定資産税がかかってこないので,抜けても支障が出ないし。

 こういう事態を解消するには,たとえば,固定資産税評価額が低い森林や農地の登記の変更の際の登録免許税を引き下げただけじゃ真正な所有者への変更の促進はできないと思います。だって,司法書士の報酬は発生するし,森林なら間伐とか崖地なら崩落防止の保全策の義務も出てくるわけです。

 ということで「50年名義変更がない森林は,ここから10年間の間に登記変更しなかったら国の所有にすることとする法律」とか作って,所有の意思があるならお金がかかっても名義を変更してもらう。所有の意思がないなら,国の所有にして,国が管理して保全していくというのがよいのではないかと思いました。

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