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2014年2月 2日 (日)

伊福部昭,生誕百年紀コンサートシリーズVol.1

 少しブログの更新をさぼっていたら,2014年最初の投稿が2月になってしまいました。

 

2月1日にタイトルのようなコンサートに行ってきました。ゴジラの音楽を作った人として知られる作曲家,伊福部昭の生誕100年を祝ってのコンサートです。

 曲目は,オリジナルスコアから復刻した「銀嶺の果て」組曲,「国鉄」関連映画組曲,「ゴジラ」組曲,「海底軍艦」組曲,「地球防衛軍」組曲が演奏されました。

 「銀嶺の果て」は,戦後早々の映画であり,伊福部昭の映画音楽の最初期のもの。国鉄関連映画というのは,国鉄を題材にしたドキュメンタリー映画で,特急つばめを題材にこの列車に関係して働く人々のドキュメンタリーや雪国での雪との戦いを描いたドキュメンタリーなどです。いずれも大自然と戦うという意味では,底流のモティーフはゴジラなどと変わらないと言えます。自然の脅威に対して人類が開発した機械(ロータリー除雪車とかゴジラと戦う戦車とか)が立ち向かうというところが大事なのだと思います。

 メインタイトルなど後年いろいろな形で演奏されたものを除くと,モノクロ映像,モノラル音源でしか聞けなかった昭和29年のゴジラの音楽が生のオーケストラで聞けたのは,非常に良かったです。また,後半の海底軍艦と地球防衛軍も大迫力でした。演奏したオーケストラ・トリプティークは,プロオーケストラのメンバーによる編成で,指揮者の斎藤一郎は,セントラル愛知交響楽団常任指揮者で割と関西方面での活躍が多い印象で,初めて聞きましたが,なかなかの好演。オケのメンバーにとってレパートリーではない曲で,変拍子が多いという伊福部作品なので,明確な指揮を意識しているように思えましたが,いろいろな場所に「こうやりたい」という意思が見え,非常に良かったです。SF交響ファンタジーの演奏などでも,初演時の汐澤さんより後年の広上淳一の演奏の方が圧倒的に良いように指揮者による差が出る作品だと思っていました。斎藤一郎の音楽作りはとてもよかったと思います。アンコールとして演奏された「ゴジラ対メカゴジラ」組曲も非常に良かったです。

 伊福部昭は,映画音楽だけのきわものではなく,現代音楽の作曲家であるわけで,今年の間には,「ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ」なども演奏されます。私としては,「交響譚詩」を生で聞いてみたいと考えています。

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