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2013年5月28日 (火)

ETFとはなんでしょう

 ETFとは、証券取引所の上場している投資信託です。英語では、Exchange Traded Funds で、その頭文字でETFです。したがって、投資信託の1つですが、上場しているため、株式同様にネット証券などでは、300円といった極めて安い手数料で購入できるものです。一般的な投資信託は、投資家から資金を受け取る都度に受益証券を発行する形態ですが、ETFは、上場時までに受益証券が発行されていて、これが上場時に市場に放出され、一般投資家が売買することになっています。

 wikipediaの「上場投資信託」のページでは、コストについて、一般的な投資信託と異なり、投資信託そのものの販売手数料は掛からない(が、株式購入の手数料がかかる)ために「一般的な投資信託よりも売買コストが安いといえる。」「一般的な投資信託は、3%近い販売手数料のものから、ノーロード(販売手数料が無料)のものまで多様である」と書いています。また、「信託報酬は、一般的に同じ指数に連動を目指すインデックスファンドと比較して安くなる傾向がある。」と指摘しています。

 さらに東京証券取引所のETF・ETNのページでは、指数連動なのでわかりやすい、分散投資ができる、少額でOKでしかも低コストを特徴として挙げています。また、銘柄ごとの価格も日刊紙の株式相場欄に出るから通常の投資信託より容易に確認できると書かれています。ちなみにETNとは「Exchange Traded Note」の略でETFとは異なり証券に対する裏付資産を持たない(必要としない)という特徴を持っています。発行体に対する信用リスクがありますが、その分、多様な投資信託が構成できるのでしょう。

 というメリット尽くめのETFですが、ざっと次のようなものがあります(東証の案内ページより)。
・ TOPIX連動型
・ 日経225連動型
・ MSCIインデックス連動型
・ JASDAQ-TOP20銘柄連動型
・ マザーズ・コア銘柄連動型
・ TOPIXコア30銘柄連動型
・ TOPIX100銘柄大型株連動型,TOPIX中型400銘柄連動型、TOPIX小型株連動型
・ 東証業種別株価指数連動型
・ テーマ別(高配当、中国関連、アジア関連など)
・ エンハンスト型(オプション取引のカバードコール戦略を取るなど)
・ レバレッジ型(TOPIXや日経平均の変動幅の2倍で変動するもの)
・ インバース型(TOPIXや日経平均の変動幅の-1倍で変動するもの)
・ REIT指数連動型(REIT=不動産投信)
・ 外国株指数連動型(ハンセン指数、ボベスパ指数、ダウ30種、S&P500など)
・ 外国債券指数連動型
・ 商品指数連動型(金、白金、パラジウム、WTI原油など)

 これだけあると、どれを買ったらよいのかわかりません・・・というくらい、低コストで買える投資信託があるのだということを知ってほしいと思います。そして、高い販売手数料の投資信託がこれを上回っている成果を出しているのかどうか。すくなくともインテックス型の投信なんかを普通に買わされるなら、ETFで買わなきゃ損です。かといって先日このブログでご紹介したような投資信託なら、十分に中身をわかったうえで買ったのですか?という質問にもNo!でしょうから、それなら、まずは上記の勉強から始めてもよいのかもしれませんね。

 でも、障壁が高いという人もいらしゃると思います。こういう指数より、単純に「私の家はへーベルハウス建てたけど、満足しているから、旭化成の株を買おう。」「日本は輸入にしろ輸出にしろ貿易が大事だから三菱商事を買おう。」といった基準で、投資金額のごく一部で個別の銘柄の株式を購入するのもよいのかもしれません。そうすると新聞記事を読んでいても「新規住宅着工件数が増加」とか「シェールガスの採掘会社に投資」みたいな記事が目に留まるようになるのかもしれません。

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