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2013年5月12日 (日)

マネー運用の5原則

 週刊ダイヤモンド5月11日号61頁で山崎元さんが「個人のマネー運用で守りたい5原則」という心得を示してくれていました。これは、NISA(日本版ISA)でも守るべき原則だと思いましたので、ご紹介です。

第1条 余計な手数料を払うな
 投資信託などでは、販売手数料1.5%、毎年の信託報酬1%といった商品がたくさん見られます。せっかく100万円投資してもこの手数料で97万5千円に目減りしたところから運用が開始したのでは、なかなか儲からないのではないでしょうか。

第2条 リスクの集中を避けよ
 これは、分散投資を勧めるということのようです。「特に株式に投資する場合業種の分散も含めて、投資対象を分散するほうが良い」ということだそうです。輸出株と内需株に分散すると為替相場の変動にはよいということになります。

第3条 金融マーケティングを解毒せよ
 投資家を騙すような、騙すとまではいかないまでも合理的とはいえない運用商品が存在するので、そういった商品を買わない、買わされないために「気分の上での納得ではなく、数字を計算した上での冷静な損得判断が重要」だとのことです。毎月分配型の投信は損だと山崎さんは断言しています。

第4条 長期的な妥当な運用から逸脱しない方がいい
 これもそうだなぁと思わせる原則です。株式相場が堅調だからといってすべての資産を株式にするのは危険ですし、円安基調だからFXにたくさん資金投下するのも危険です。同じことは、債券投資にも言えます。金利が下がってきた状況で、今まで債券価格は上昇してきました。しかし、アベノミクスで物価上昇率が2%を達成するならば、その時には金利も2%になっていると思われます。その場合、債券価格は下がるはずですね。

第5条 お金の問題では利害のある他人、特に金融マンや運用商品を紹介するFPを信用するな
 金融商品を紹介する人は、その金融商品を扱う会社からお金がもらえる人です。保険外交員なら生命保険会社からお金がもらえる人。銀行の資金運用窓口の人は、投信等を売ることで自分の成績が上がる人です。山崎さんは「あまりにも多くの場合、真に怖いのは、マーケットのリスクよりも、利害をもって関わる『人間』だ」と断言しています。

 極めて真っ当で、妥当な5原則だと思いましたので、ご紹介します。「NISAには投資信託が向いている」と言うFPその他金融関係者が多そうなので、よけいに上記の5原則は大事なのではないかと思います。

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