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2013年1月 3日 (木)

年末年始のクラシック音楽

 お正月でいろいろな音楽番組があり、これをまとめて感想など。こういう時に書いておかないと最近はフェイスブックに気軽に書いてしまって、このブログの更新が疎かになりがちな気がしますので。

 まず、生中継の放送を生で見た東急ジルベスタ―コンサート。最初に金子三勇士というピアニストがリストの「ラ・カンパネラ」を弾いたのですが、なんか音楽が流れていない、テンポ感が不自然に動かされているような気がしました。いわばフジコ・ヘミング以上に壊れているというか・・・。宮本笑里のチャールダーシュは、ジプシー風を出すためのずり上げる音の取り方がちと気持ち悪かったです。で、恒例のカウントダウンは、エルガーの威風堂々でしたが、最初が少し早目のテンポ、途中で普通のテンポ、59分30秒からの10秒間は、テンポ落としたかな?という感じでしたが、見事に0時ジャストに演奏が終わりました。企画ものだからこれでいいんですね。昨年は、2~3秒早く終わって、恐怖の間が空きました。今年は、ぴったりできっと緊張していた女性アナウンサー、見事に終わって涙ぐんでおりました。

 1日の夜のニューイヤーコンサートは、フランツ・ウェルザー・メストの指揮。私は、名前は知っていたものの初めて見ましたが、なんか、マーラーに似ていますね。100年前、マーラーはあんな風にウィーンフィルを指揮していたのかな?などと想像してしまいました。ちゃんと生誕200周年のワーグナーもヴェルディもプログラムに織り込んでおりました。

 2日になって、録画していた「らららクラシック」の大みそか放送を観ました。ピアニストの牛田くん、ピアノの演奏はもちろんですが、あの受け答えや立ち居振る舞いのしっかりしているところがびっくりです。あと、若いころ好きだったロリン・マゼールのチャイコフスキーも流れておりましたが、「この人、歳を取って枯れてきたらどういう演奏をするのだろう」と思っていたものですが、歳を取っても若いころとあまり変わらないような気もしつつ、少しアバウトになったような気もしつつ。

 で、本日、年末に放送されたノリントン指揮のN饗の第9を観ました。1~2楽章は、こういう小ざっぱりしたベートーヴェンもいいかな?と思いましたが、第3楽章は、天上の美しさの曲を現世の美しさに引き戻したかな?という感じですね。1番から8番までの交響曲は、こういうアプローチでもよいけれど、第9はロマン派の世界に突入している作品だと思うので、やはりピュアトーンじゃ駄目なんじゃないかなと。ちなみにコントラバスを真後ろに並べるような楽器の配列などは、ベートーヴェンの時代を再現しているんだと語っておりましたが、独唱者は、左後ろに並べておりました。ベートーヴェンが指揮をした初演の時には、耳が聞こえないため観客の大喝采に気づかないベートーヴェンを独唱者のウンガーが袖を引っ張って教えてあげたというエピソードが本当なら、独唱者は指揮者の脇に並べないといけないんじゃないですかね。

 ま、ティンパニに大きな表現を求めるなど、聴いていて面白いとは思いますが、ま、たまに目先を変えようよ・・・という感じのアプローチなのかなと思ったりします。いや、嫌いとか否定するというわけではないんですけどね。ま、毎朝、納豆ごはんが続いている中でたまにトーストとコーヒーの朝食もいいよねという感じですかね。

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