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2012年12月21日 (金)

雇用ということに関して

 本日より、スタッフの求人(1名)をスタートしました。お知り合いに経理関係の仕事に就きたいという若い人をご存知の方は、ご紹介くださいませ。

 ハローワークでは、「若年者等トライアル雇用」の制度もありますが・・・って紹介されましたが、45歳未満が対象で、(1)学校卒業後未就職など、職業経験のない者、は理解できますが、(2)職業経験が浅く、かつ、これまでに経験のない職種または業務で長期的に安定した就業を希望する人、(3)過去の相当期間(1年以上)失業している人、という条件は不安で、使えませんでした。
 
 「学校を出て、最初に入った会社の職種がその人の最終学歴なんですよ」という話を人材紹介会社の社長さんから聞いたことがあります。最初に入った会社で営業職だと、そういう目で仕事を見るようになる、最初に入った会社が銀行の窓口なら、お金は1円まできっちり合わせるのが仕事だと思う、そういう価値観、仕事観も含めて、その人が形作られるという意味だと思います。だとすると、(2)はどうなのかなぁと。また、1年を超える失業期間にパートやアルバイトすらしていない人ってどうなのよ・・・という意味で(3)もねぇ。

 条件(2)の人って、仕事には天職があるんだと思っている人の可能性もあるんじゃないかと。しかし、天職なんて転がっていません。自分に向いた仕事もない。私は、税理士業務の中のすべてが自分に向いているとは思えません。いろいろ失敗しながら、「ああ、こういう部分は苦手だなぁ。不安だから職員にやってもらわないと」みたいな仕事もあります。でも、ナイスな助言ができた時など、「俺って、天才!」とか思ったりすることも。仕事って、そういうもんじゃないですかね。トップ営業マンが、経費精算が遅れて会社の秘書に怒られているとか、ほかにも各人、心当たりがあると思います。

 しかも、20代の人にチャンスを与えようという制度ではなく、20代から45歳までと幅広く窓口を取られてもねぇ。ちなみにトライアル雇用制度は、当初35歳未満だったのが、数年前に40歳未満となり、今年から45歳未満となりました。つまり、就職氷河期の時に20歳くらいだった人がきちんと正社員になれずに、あるいはいったんなっても、リストラその他で失業して45歳になっちゃっているということ。日本経済にとっての大問題だと思うんですね。トライアル雇用が5年後に50歳までになり、55歳までになり、60歳までになり・・・って、おそらく国民年金の納付なんかできていないから、そのまま生活保護になっちゃいそうです。

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