« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月25日 (火)

子無し税、独身税

 「子無し税」って何?と思うでしょうけど、私の家内の友人が子育てに追われながら、仕事のやりくりしつつ・・・という生活の中で、「結婚していても子供がいなければもっと自由に時間のやりくりができるわけで、それでも国として子どもを増やしたいなら、子無し税を設けるべきよ」と言ったという話を家内から聞き、なるほどぉと思ったわけです。
 
 もちろん、子どもを授かりたくても授かれない人もいるわけで、提案しても絶対に通るわけがない税金だと思います。でも、残念なことに子どもが授かれない場合、その代りに有り余る時間を手にすることができる。その中で仕事をすれば、子どもを持ったお母さんに比べれば担税力はありそうな気はします。
 
 子どもは社会が育てるんだという理念のもとに「子ども手当」を創設したら、ばらまきだと非難をされ、そのどさくさの中で「年少扶養控除」を奪われ、一度たりとも満額の子ども手当をもらうことなく、所得制限に引っかかった人は、年少扶養控除を失った分だけ増税され、ひどい目にあっていることを考えれば、子持ちに何か対処するより、子無しに何か対処するという政策もありかな?などと思いました。なので、これをやるべきという意味ではないものの、こういう声もあるんだよという程度の意味で、ご紹介するのも手かなと思ったわけです。
 
 同じ発想が独身税というわけです。クリスマスに一人で過ごす人をクリポッチというのだそうですが、一人だと寂しいだけでなく、税金まで襲い掛かってくるならとにかく結婚しなければ!となるなら、社会政策的意義はあるんでしょうね。そして、親の家に寄生する独り立ちできない所得水準の成人も、そんな税金がかかるなら、親の年金と自分の稼ぎを寄せ集めて暮らすより、結婚した相手の稼ぎと寄せ集めて暮らすようになるのかもしれないと思えば、面白いのかな?と思ったり。
 
 いや、もちろん非難轟々で、そんな税金は生まれないでしょうけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月21日 (金)

雇用ということに関して

 本日より、スタッフの求人(1名)をスタートしました。お知り合いに経理関係の仕事に就きたいという若い人をご存知の方は、ご紹介くださいませ。

 ハローワークでは、「若年者等トライアル雇用」の制度もありますが・・・って紹介されましたが、45歳未満が対象で、(1)学校卒業後未就職など、職業経験のない者、は理解できますが、(2)職業経験が浅く、かつ、これまでに経験のない職種または業務で長期的に安定した就業を希望する人、(3)過去の相当期間(1年以上)失業している人、という条件は不安で、使えませんでした。
 
 「学校を出て、最初に入った会社の職種がその人の最終学歴なんですよ」という話を人材紹介会社の社長さんから聞いたことがあります。最初に入った会社で営業職だと、そういう目で仕事を見るようになる、最初に入った会社が銀行の窓口なら、お金は1円まできっちり合わせるのが仕事だと思う、そういう価値観、仕事観も含めて、その人が形作られるという意味だと思います。だとすると、(2)はどうなのかなぁと。また、1年を超える失業期間にパートやアルバイトすらしていない人ってどうなのよ・・・という意味で(3)もねぇ。

 条件(2)の人って、仕事には天職があるんだと思っている人の可能性もあるんじゃないかと。しかし、天職なんて転がっていません。自分に向いた仕事もない。私は、税理士業務の中のすべてが自分に向いているとは思えません。いろいろ失敗しながら、「ああ、こういう部分は苦手だなぁ。不安だから職員にやってもらわないと」みたいな仕事もあります。でも、ナイスな助言ができた時など、「俺って、天才!」とか思ったりすることも。仕事って、そういうもんじゃないですかね。トップ営業マンが、経費精算が遅れて会社の秘書に怒られているとか、ほかにも各人、心当たりがあると思います。

 しかも、20代の人にチャンスを与えようという制度ではなく、20代から45歳までと幅広く窓口を取られてもねぇ。ちなみにトライアル雇用制度は、当初35歳未満だったのが、数年前に40歳未満となり、今年から45歳未満となりました。つまり、就職氷河期の時に20歳くらいだった人がきちんと正社員になれずに、あるいはいったんなっても、リストラその他で失業して45歳になっちゃっているということ。日本経済にとっての大問題だと思うんですね。トライアル雇用が5年後に50歳までになり、55歳までになり、60歳までになり・・・って、おそらく国民年金の納付なんかできていないから、そのまま生活保護になっちゃいそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »