« 「第4のビール」は「革命的ビール」 | トップページ | 貝合わせで辿る芭蕉の旅 »

2010年9月 8日 (水)

景気対策で計画道路の着工を

 田舎で100億円の道路工事をすると、おそらく土地の取得費が5億円、工事代金が95億円という感じかもしれない。しかし、都会で同じ100億円で道路を作ろうとすると、土地の取得費に70億円くらいかかり、道路工事には30億円しか使えず、田舎より1/3の距離の道路の整備しかできないかもしれない。

 しかし、計画道路の着工であれば、そもそもある程度取得が進んでいる部分もあるだろうし、土地の取得費70億円もそれで立ち退いた人は、新規に住まいや店舗を購入し、あるいは収用された面積部分の取り壊し工事やそれに伴う建物リフォームなどを行うに違いない。そして、一般論として、家を引っ越したり、リフォームをすると、古いテレビなどを捨てて新品を購入したりすると言われている。また、建築後にカーテンを購入したり、庭に植木を植えたり、70億円の土地取得費がプラスαの民間需要を呼ぶのではないかと思われる。

 さらに道路が走りやすくなれば、渋滞が減り、歩道が適当な広さに整備し終われば、店舗の営業もしやすくなる。計画道路が完成してしまえば、その沿線には堅固な建物を建てられる道路沿いの土地が生まれるようなものだから、それも新規の建築需要を生む。しかし、こうした追加的な需要の発生は、田舎の道路では生じえない。

 今、虎ノ門近辺では、いわゆるマッカーサー道路の建設が進んでいる。この道路が完成したら、きっとあのビルは建て替えるに違いない、この閉鎖されているシャッターに新しいお店が入るに違いない・・・。この工事現場周辺を眺めるたびに、事業仕分けで浮いた予算は、こういう公共工事に回すべきなのではないかと思うのです。

|

« 「第4のビール」は「革命的ビール」 | トップページ | 貝合わせで辿る芭蕉の旅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/181294/49391140

この記事へのトラックバック一覧です: 景気対策で計画道路の着工を:

« 「第4のビール」は「革命的ビール」 | トップページ | 貝合わせで辿る芭蕉の旅 »