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2010年4月21日 (水)

政界マップ

 今週の「東洋経済」の68ページにある政界マップは、たいへん興味深く読みました。横軸に負担増(増税)と低負担維持(増税回避)の軸を取り、縦軸に社会保障強化と社会保障縮小の軸を取ります。北欧型の高額納税&高福祉は、右上になり、小さい政府で自助努力でガンバレ型は左下になります。
 
 このマップの中で、自民党の執行部(谷垣さん、石破さん)や与謝野さんなどは右上にマッピングされ、塩崎さんとか「上げ潮派」は左下になり、鳩山さん、小沢さんがそれよりは少し中心に近い左下。そして、民主党政権として菅さん、岡田さん、仙谷さん、前原さんたちが論理矛盾を起す左上にマッピング。だって、低負担のまま、高福祉は難しいし、無駄を省くのが難しいことは、第1次事業仕分けでわかったはずなのですが。そして、さらに左上に社民党と共産党。

 この左上に対するコメントが手厳しい。民主党に対しては、「無駄の排除で財源確保との確信犯的主張のウソが白日の下にさらされる」とし、共産党・社民党に対しては「左派なのに昔から消費税増税には猛反対という矛盾を引きずる。日本のリベラル育成を遅らせた張本人」と。
 
 東洋経済の記者が書く「編集部から」では、この特集を担当した記者が、官僚不信を国民に刷り込んできたジャーナリストの責任は大きいと自省を込めて書いています。「日本の国民負担率はきわめて低く、それが財政赤字の最大の原因なのは明らか。国民生活を守るために増税することがなぜ財務省の思惑なのでしょうか。」とまで書いています。そして、マスコミの世界は、比較的左派が多いような印象ですが、共産党や社民党の主張は矛盾しているとか「福島はバカだ」などと書くのはタブーだったのかもしれませんが、今回の記事では、きちんと客観的な評価がされているように思います。

 我々国民にも、官僚批判をしていれば学があるように見えるという変な固定観念があったのではないでしょうか。そんなことを感じた特集記事でありました。夏の参議院選挙では、自民か民主かではなく、「高額納税&高福祉」か「小さい政府で自助努力でガンバレ」かが論点になって欲しいと思いました。

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