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2009年9月27日 (日)

1億円あったら

 月末なので、今月申告の顧問先を回っている。

 先週、特に記憶に残った話題を2つ。建設業のお客さんに5年後、10年後の会社の姿はどんなものを想定していますか?という質問に、「同じくらいの売上高で、自分の目の届く規模でやっていたいと思う。人口も減る傾向にある縮みつつ経済環境で現状維持というのはそれなりに攻めの姿勢だと思うから」という返事が。なるほど、維持すること自体が攻めなんだなと改めて感じました。

 もう1つは、雑談になってからの話題で「私が宝くじで1億円当たったら、何に使うべきだと思いますか?」という質問をされたお客さん。う~んと一瞬考えたのですが、1億円をそのまま定期預金にしたらどうか?とお返事しました。このところ、株も戻ってきていますが、ここから先、もう一段回復するかもしれないけれど、逆に下げるかもしれない。もう少し先が見えるようになってから動いてもよいので、定期預金だと答えました。

 「先生(お父さん)に以前、同じ質問をした時には電力株でも買いますかね、と言われました」としっかり比較されちゃいましたが、電力株買うより、信用金庫に1億円の定期預金を持っていた方がいろいろ我が儘言えそうで、楽しいのではないかと。社長さんは、「なんか宝くじが当たるんじゃないかと思ってねぇ」とニコニコしながら話していました。申し訳ないけど、簡単には当たらないと思いますが(^_^)。

 今週もあと何社か回ることになっています。

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2009年9月24日 (木)

ラトル&ベルリンフィルのマーケティング

 サイモン・ラトルとベルリン・フィルがブラームス交響曲全集を録音して、発売したが、そのお値段がCD3枚&DVD2枚で6,000円。ネットでは、5,200円~で出回っています。4曲の交響曲を3枚のCDに納めたものだけでも6,000円でもよい価値かも知れず、あるいはDVD2枚で6,000円でも安い感じがします。しかし、それらが合わさって、6,000円。

 これ、ヒットするのでしょうか? あるいは、ちょっとピリオド奏法的な演奏をさせるラトルとブラームスの組み合わせに難がある?ということで、安くても売れないのでしょうか? ちなみに私は購入してしまいました。まだ、聞いていませんので、聞いてみたら、「私の答え」をご披露したいと思います。

 CDによる絵のない音楽とDVDの絵入りの音楽と、どちらが感動するものか、あるいは多くが伝わってくるものか、これも興味深いものがあります。

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2009年9月11日 (金)

新型インフルのワクチンの接種優先度

厚生労働省のホームページの下記のURLで素案が読めます。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495090157&OBJCD=100495&GROUP=

 いろいろコメントしようかなとも思いましたが、ワクチンが十分に確保される前提であるならば、無難なところだろうと思いました。問題は、ここでの1900万人分が10月からの1~2ヶ月程度で確保できず、最終的には半年かかる・・・なんて場合ですよね。

 思い切り短めですが、考える材料をご提供するだけにしておきます。

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2009年9月 1日 (火)

利益剰余金の資本金組み入れ

 うれしかった体験なので、ちょっとだけ自慢話ですが、お付き合いください。

 以前、大株主の会長さんから「留保利益を資本金に振り替えることはできないか?」と相談されていた会社がありました。しかし、会社法の施行後、資本と利益の峻別という発想から利益の資本組入れはできませんでした。反対に資本側から利益に振り替えるのも、欠損填補のための振り替えに限定されていました。

 ところが、この4月1日施行の会社計算規則(会社法の省令)で利益の資本組入れが認められるようになりました。そこでその会社の決算が来たところで、株主総会にそういう議案を入れたらどうか?という提案を取締役にして、議案に入れました。そしたら、顧問弁護士さんのところから電話がかかってきて、「これはダメだったはずですが、最近の会社計算規則の改正でokになったのですか?」と聞かれました。で、条文等をご説明。

 弁護士といえども、会社の貸借対照表の中の組み換えの条文は、フォローし切れていないはずなので、まあ、これは当然かもしれないし、そうやって、専門家同士がチェックしあうからこそ、会社にミスが生じないので良いことです。

 無事、株主総会が終了して、会社の総務担当者が渋谷法務局へ登記の申請に行きました。すると、担当官から「利益の資本組み入れはできないんですよ」と言われたとのこと。総務の人は、一瞬真っ青になったと言っていました。で、根拠条文をファックスしてもらうので・・・と電話をかけにいって、戻ったら「すみません、4月からできるんでした」と言われたそうです。

 その話を聞いて、「登記が専門の法務局の人も頭に入れていないような情報を会社に助言してあげられたんだ」とか思って、内心すごくうれしくなりました。公認会計士・税理士なんだから当然じゃないか、言われてしまうかもしれませんが、毎年のように動いていく会計や税務をフォローしていくのはたいへんで、勉強しそこなっていたり、勉強していても失念していたり、勘違いする場合があります。そんな中で、こういうエピソードは、自分の勉強速度は、まあまあだという自信につながります。

 でも、勉強が十分ではないのは明らかで、現に今回も、会社には「まあ、法人住民税の均等割額が数万円増えますが、信用力の強化と考えれば悪くないと思います」とか言っちゃったんです。が、利益剰余金を資本金に積み立てても、税務上の資本金等という概念(資本金とはちょっと違う)は増加しません。なので、均等割額は変動しないのでありました。F社のみなさん、今月伺った際に訂正させていただきますね。

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