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2008年6月12日 (木)

五嶋龍&オルフェウス管弦楽団

 昨夜、サントリーホールで聞きました。 会場入り口へ近づくと、普段と客層が違う雰囲気。なんか、接待交際でコンサートにお招きした雰囲気の「お客様をお迎えするため待ってます」オーラの出ているおじさんたちと、ちょっと教養あるつもりっぽいおばさんたち。 濃いコンサートだと、渋いジャケットのシニアやジーンズ&トレーナーのお兄ちゃんがいるものだが。

 で、最初の演目、モーツァルトの交響曲第35番。第1楽章が終わったら、拍手が来た。いや、悪い演奏ではなかったが、拍手したんじゃ流れが切れるだろう。で、第2楽章終了後も第3楽章終了後も。ハフナーの後は、2006年の現代曲。案外面白い曲だと思った。

 そして、休憩時間。 休憩時間の終了近い頃、「お客様にご案内申し上げます。楽章間での拍手はお控えいただくようお願いいたします。」。会場に流れる笑い声。拍手していたおばさんを咎める1/3ほどの観客の意思が見えました。

 そして、後半は、五嶋龍くん登場で、ヴィヴァルディの四季。演奏は悪くなかったと思うんですが、P席で後ろから見るのだと、ちょっと残念な感じが。この曲は、実は、ヴァイオリンの次にチェロのトップが通奏低音として活躍するんですが、トップの女性は、なかなかしっかり弾いておりました。

 アンコールもたっぷりで、特に庭の千草の主題のヴァリエーションは、彼の技量と楽器の性能が堪能できる秀演だと思いました。聴衆のレベルと席の場所を除いて、たいへん満足して帰ってまいりました。あのおばさん達がいなくなれば、もっとよい席が取れるのだが。彼には、しばらくベルクとかショスタコーヴィッチとかの協奏曲みたいなとっつきの悪いのを連続してもらって、変なオバサンを排除してほしいなぁと思いました。あれじゃ、五嶋龍君は、いつまでも本格派になれないような気がします。

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コメント

はじめまして。
私もサントリーホールへ行って参りました。
私もP席で見ていたのですが、まったく同じ事を感じて帰ってまいりました。龍くんの場合、テレビの影響というのがやはり大きくて。。。でもせっかく、五嶋龍というバイオリニストに出会って彼の音楽に触れるのであれば、観客もレベルアップしていかないと。もっと観客も一緒になって、会場の雰囲気を作っていく事を学ばなければ。今のままじゃ、彼の音楽をちゃんと聴くには、海外公演に行かなきゃだめかな・・・とも思ってしまいました。せっかく龍くんが素晴らしい演奏をしても、コンサートに行く度に他に思う事が多すぎて、とても残念です。

投稿: aki | 2008年6月13日 (金) 09時27分

akiさん、コメントありがとうございます。
まさに同じP席で同じことを考えていらしたんですね。
「五嶋龍くんを正しく見守る会」でも作りたい気分ですね(^_^)。

投稿: 佐久間 | 2008年6月13日 (金) 13時46分

はじめまして。
私は2階A席中央後ろのせきでしたが、
前方一帯はかなりの接待席のようでした。
実は名古屋、大阪でも聴いてきましたが、
東京は本当に残念でした。
演奏会は演奏者とその会場の雰囲気でよいものになるというのに。。。
昨年末、名古屋でプロコを聴きました。
すごく感動的でした。
ここでも、難しすぎるわね。。。といった
ささやきがちらほらと。
これからの行方が心配になります。
佐久間さん、会を作られたら是非参加させてください!

投稿: CHIKA | 2008年6月13日 (金) 18時28分

CHIKAさん、コメントありがとうございます。
AKIさんにしても、私なんかが書いたブログを発見していただき、さらにコメントをいただきまして、ありがとうございます。
ちゃんとしたファンがたくさんいるんだということがわかって、すごく安心しました。
 ちなみに私は「五嶋龍くんを正しく見守る会」なんて刺激的な名称の会、作ってみたいですが、見守りきる時間が取れないと思いますので、作れません。でも、お二人のような聴衆がついているんだから、少しずつ龍くんの正しい評価が固まっていくと思います。
 プロコフィエフで難しいというなら、おばさん振り切るのはそう難しいことではなさそうですね(^_^)。

投稿: 佐久間 | 2008年6月13日 (金) 22時14分

はじめまして。投稿させていただきます。

私もサントリーに行って参りました。
私自身ピアノを指導し、また勉強を続けている音楽家の端くれとしてコメントさせて頂きます。

私は五嶋龍さんのファンで彼のコンサートは必ず参ります。

一昨年の龍さんのツアーからですね、楽章間の拍手。
こちらが恥ずかしくなってしまいました。
あんな拍手が入るコンサートはまずありません。

今回は1階2列目という良席で、楽団員の表情が窺えましたが、「なんだろう~」という表情に見えました。
本当に恥ずかしいです。
クラシックは敷居の高い物ではなく、多くの方々に楽しんで頂きたいと思っておりますが、はやり、最低限のマナーなど、勉強して頂きたいです。

龍さんの若さ溢れる、面白く楽しい勢いのある音楽が心無い拍手(あえてそう言わせて頂きます。)によって邪魔されてしまうのが残念です。

どうにかしたいです。

投稿: mick | 2008年6月14日 (土) 13時37分

彼がインタビューなどで「楽章間の拍手にはちょっと困ることがある。演奏家の側から拍手に注文をつけるのは躊躇される面もあるが、一緒に演奏するオケの緊張をさえぎってしまうのが怖いので」とか発言してくれるとよいのかもしれませんが。
教養あると思っているおばさんが読んでいるであろう朝日新聞の声の欄に投稿してみたりしてはどうでしょう。音楽を専門にされている方からの投稿なら信頼性が高くて採用されるかもしれません。

投稿: 佐久間 | 2008年6月14日 (土) 15時57分

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