« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月22日 (土)

ビジネススクールの修了パーティ

 3月20日に南山大学のビジネス研究科の修了パーティーがあり、行ってきました。第1期生が無事卒業したことになります。ちなみに私も無事2年間で教授のお仕事が終了ということで、私にとっては最初で最後の卒業生の送り出し。社会人が仕事の合間に勉強しに来ているとは思えないくらい熱心で、活発で、直ちに同窓会が結成されました。

 また、修了記念の記念品までいただきまして、私としては、初めての教師活動で不慣れなところもあった中、がんばって受講していただきまして感謝する次第です。と、謙虚に書きつつも、仕事との兼ね合いで教授会への出席はかなりサボりましたが、授業についてはけっこうがんばったつもりなんです。「会計システム」の講義は、ああいう観点で会社の業務フローとそれを支える業務システムの解説をする講義は他のビジネススクールにはないはずですし、判例を毎回活用した税務会計の授業もちょっと自信あります。内部監査については、実質、内部統制制度の一環なので、内部統制基準の各種文献を輪読してもらいました。事前準備が必要だったので、たいへんだったかもしれませんが、きっと1年、3年して、「ああ、あの時のことがなんだかんだ言って、役に立っているかも」と感じてもらえると期待しています。Image2

写真は、修了記念のクロスのボールペンです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月)

電子納税はまだ駄目でした

 昨年10月の本欄で「3月24日から電子納税が開始になるという話です。ということは、毎月10日に企業が納税している給与の源泉所得税と住民税の特別徴収額の納付が電子納税によってできるようになるということだと思います。」と書きました。
 http://hsakuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_6ada.html

 給与から源泉徴収された源泉所得税と個人住民税は、徴収した会社等が翌月10日までに納付してきたわけですが、従業員数10名以上の徴収義務者がすべてこの規則で動いていて、そのため、銀行の窓口は、10日になると非常に混んでいました。これが電子納税でいけるとなれば、ネットバンキングなどを利用している会社は、こぞって電子納税に移行するかもしれませんと期待したのでありました。

 ところが、電子納税ができるようになるのは、なんと3つの自治体のみ。3月24日から開始するのが、岡山県、大阪市、4月1日から開始するのが島根県です。
 http://www.eltax.jp/newsarticle.2008-03-07.6463217466/index.html

 個人住民税の納付書は、区市町村の事務なので、結局、駄目なんでしょう。ということは、源泉所得税についてはせっかく電子証明書なしで電子納税できるようになっているというのに(http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/e-tax/h18_04.pdf )住民税の納付が銀行窓口に並ばねばならないのでは、同じですね。せっかく、住基ネットカードとか余分な手間をかけずにできる電子申告手続が誕生して、普及のきっかけになるかと思ったんですが、残念ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月14日 (金)

日本の経済状況

 私自身も1月14日の本ブログで今年の日本経済の展望のようなことを書いていますが、日経平均株価12,241円、1ドル100円割れ、という状況を前に、「あの人の説は正しかったなぁ」と痛感している次第。以下、その人、東洋大学経済学部教授 益田安良氏が「税研」2008年1月号に寄稿した文章から、拾ってみたいと思います。

 まず、2007年度を回顧しているなかで、「景気は春過ぎから変調を来たしていて、それにサブプライムがとどめを刺した。」そして「景気は後退のとば口にあるか、既に後退期に入っているものと思われる。」と指摘しています。

 2008年については、OECD諸国が成長率を低下させるため、輸出は伸びず、円高により企業の設備投資もさすがに陰りが生じるだろうとする。さらに家計部門・公的需要にも牽引役が見当たらない。個人消費が伸びない以上、2008年度の経済成長率は、1%以下に低下すると予測しています。そして「今般の景気後退は相応に長く深いものとなる懸念がある。~まさに正念場である。」と結んでいます。

 景気の後退期には、雇用のミスマッチ、中小企業と地方経済へのダメージが生じ、邦銀の経営基盤も見かけほど磐石ではないため、地域金融機関を中心に破綻懸念が生じたり、貸し渋りが再燃する危険性が小さくないとしています。

 彼が原稿を書いていたのは、12月と想像されるが、それから3ヶ月、まさに彼の予想の通りに進行しているように思いました。これからの1年は、かなり厳しいかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 3日 (月)

ニューヨークフィルの北朝鮮訪問

 先日、ニューヨークフィルが北朝鮮で演奏会を行ったという記事が出ていた。米国は、緊張緩和の前後にニューヨークフィルがその国で演奏会をすることがあったりするという記事だった。

 そのニューヨークフィルのページへ行くと、最近の演奏会のライブ録音をネット配信している。今、行くと、その北朝鮮での演奏会のライブが聞ける。土曜日に仕事をしながら、聞いていたのだが、曲目は次の通り。

  両国の国家
  ワーグナー「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
  ドヴォルザーク「新世界」
  ガーシュウィン「パリのアメリカ人」
  アンコールで、ビゼー「アルルの女」から「ファランドール」
  バーンスタイン「キャンディード序曲」
  アリランの主題を使った曲(曲名不明)
 
 かなり派手派手しいプログラムだと思いますが、いかがでしょうか。ロリン・マゼールは、機能性十分のニューヨークフィルを思い切り鳴らしきって、「これがアメリカだ!」というような演奏だったように思います。ところどころ、曲の前にマゼールが話をするんですが、新世界についても「この曲は、ニューヨークフィルが初演した」とか言うわけで、要するに「アメリカの曲だ」というわけ。で、パリのアメリカ人とかバーンスタインの曲が並べば、アメリカの覇権主義を感じないではいられません。最後のアリランがちょっとしたサービスという範疇なのでしょう。緊張緩和どころか、私が金正日だったら、より緊張しちゃいそうな「やる気まんまん」のプログラムだと思いました。

 英語のヒヤリング能力が低いのと仕事しながらなので、ローエングリンとアルルの女について話した内容が聞き取れていないのですが、何らかの形で、ニューヨークフィルか、ニューヨークかアメリカにこじつけていたのでしょうか? あるいは、アピールする必要のない曲については、触れていなかったような気もしますが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »