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2007年10月31日 (水)

電子申告もやっと普及か?

 国税の電子申告は、e-Tax、地方税は、eLtax(エルタックス)といいます。この eLtaxで、来年1月15日から個人住民税(給与支払報告書、特別徴収関連)、事業所税の申告手・提出、平成20年3月24日から電子納税が開始になるという話です。ということは、毎月10日に企業が納税している給与の源泉所得税と住民税の特別徴収額の納付が電子納税によってできるようになるということだと思います。

 給与から源泉徴収された源泉所得税と個人住民税は、徴収した会社等が翌月10日までに納付してきたわけです。従業員数10名以上の徴収義務者がすべてこの規則で動いていて、そのため、銀行の窓口は、10日になると非常に混んでいたと思います。納付書を使うため、ATMでは納付ができないのですね。

 これが電子納税でいけるとなれば、ネットバンキングなどを利用している会社は、こぞって電子納税に移行するかもしれません。現状、国税の電子納税については、最初の電子証明書の登録作業のところで住基ネットカードなどに搭載された電子署名を付することが必須となっていますが、住民税と合わせて、毎月楽になるのであれば、最初の1回くらいは仕方がない・・・という風になるかもしれません。やっと目に見える利便性が出てきたといえます。逆に言えば、今までなんで国税と地方税の電子申告がバラバラだったんだ?ということでもありますが。

 毎月行う作業で電子納税を利用するとなれば、電子申告利用者数のアップにおおいに貢献することになり、平成20年度にかなりの件数の達成を目標としてしまった電子政府構想へのノルマ達成も可能になるかもしれません。ちょっと利用税目が偏りすぎるとかそういう問題はあるかもしれませんが、利便性なき制度に利用者は近寄りません。国税・地方税の電子申告制度は、どうやらパスポートの電子申請のように無駄遣いの象徴にならないで済むのかもしれませんね。

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2007年10月30日 (火)

フォションのサンドウィッチ

 フォションの800円近くするサンドイッチがおいしい・・・という話を聞いて、12時過ぎの新幹線に乗る前、回り道して高島屋日本橋店の地下へ。800円近いクラブサンドは、まだ、出来上がっていない・・・ということで、683円のツナ・ハムサンドを購入。Grahams3316616_l

 でも、これでもけっこうおいしかったです。ツナがただのツナではなく、たまご等が上手にミックスされていて、ツナ臭くなく、全体としての味わいが非常に良いのですね。税抜き650円というのは、こういうことか・・・と感心しました。

 普段は、新幹線のホームでサンドイッチ買うよりは、駅前のコンビニで買ったほうが選択の幅もあって、安いよな・・・とか考えている人が突如グルメ気分で7~800円を出しちゃうのだから、不思議なものです。でも、これは、一度賞味してみるべき価値があると思いました。

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2007年10月22日 (月)

オリオン座流星群

 10月21日の夜半は、オリオン座流星群の極大でありました。昨年は、突発的な活動を見せ、日本でも1時間に 100個以上もの流星が観測されるなど、過去最大級の出現を記録しました。ということで、今年はどうだろう?というわけで家内や上の子ども二人の4人で観察をしてみました。「星ナビ」という月刊誌を出しているアストロアーツ社のホームページで、放出点を確認して、窓を開けて、東の空を見ました。

 昨夜は、想像以上に空気が澄んでいて、文京区の我が家からでもオリオン座の三ツ星まではっきり見えました。が、成果は、いまいち。23時過ぎから24時くらいまで見ていましたが、確認できたのは、左から三ツ星を超えて飛んでいったと証言する息子とベテルギウスの左にある火星の近辺を左に向かって1等星クラスの明るさで流れたのを見た私のみ。やはり、今年は例年通りに戻ってしまったのでしょうか。あるいは、観察終了の時間がちょっと早かったか?

 でも、これのお陰で、4年生の息子は、オリオン座の形を覚えたでしょう。東の空に寝そべったオリオンだったので、冬の大三角形を教えて上げられなけったのは、ちと残念でしたが。また、夕方の段階で南の空を見て、「おや、月が出ていると流星観測には邪魔だなぁ。でも、23時までは4時間ある。4時間経つと月は何度くらい場所を変えているかな?」とか6年生の娘に質問したり、理科の勉強の題材にも使わせてもらいました。

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2007年10月17日 (水)

税制論議

 町村官房長官が、17日午前の会見で「長い目で見たときに、消費税率をずっと5%のまま据え置いていられると思っている人は、一部の政党を除いて、多分誰もいない」と述べたそうですね。踏み込んできましたね。でも、年金の国庫負担率を1/3から1/2に引き上げるための財源を考える上でも、消費税の引き上げに触れないのは無責任だし、ここまで選挙が厳しいなら「正しいことを言って国民の判断を仰ぐ」という開き直り戦術なのかもしれません。

 でも、民主党も弱者向けバラマキ行政を声高に主張して、農村部で得票を得ているようなところを見ると、自民党は都市部の政党として生き残ろうという話なのかもしれません。あ、それじゃ小泉政権と同じか。でも、法人二税の改革とか地方へお金が行くような発想に対して、「直間比率の是正」という世界的な税制の流れに乗って、消費税を上げるほうがスマートな感じがしますね。

 さて、12月の政府税調、自民税調の大綱まであと2ヶ月ほど。今年こそは、そういう時点で突如浮かび上がってくる税制改正(不動産譲渡損失の扱い、役員報酬の損金不算入、業務主宰者税制)はないように願いたいものです。

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2007年10月15日 (月)

年末を感じる・・・

 今日、事務所のポストに郵便局から「年賀ハガキ」の申し込みのチラシが入っていました。「ああ、そういう季節だなぁ」と思いましたが、帰宅したら、銀行から「住宅ローンの年末残高の証明書」が送られてきていました。そういえば、先週には、地震保険の控除証明書が。

 これらの証明書は、年末調整や来年3月15日が期限の平成19年度の所得税確定申告に使う書類ですね。なので、これを見ると、年末調整、そして確定申告シーズンのことが頭に浮かび、1年も終わろうとしているのだなぁ・・・と感じます。税理士している私だけですかね、そんなもので年末を感じるのは。「保険料控除証明書」ってのは歳時記にのっていないのかなぁって、そんな長い単語は俳句には使えないですね。

 ま、何はともあれ、みなさんも生命保険料、地震保険料の控除証明書、住宅ローンの証明書などが届く季節です。年末調整やら、確定申告で使いますので、きちんと保管しておいてください。

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2007年10月 3日 (水)

今後の税制

 仕事の合間に内閣府ホームページの「税制調査会第16回企画会合(10月2日開催)提出資料」 http://www.cao.go.jp/zeicho/siryou/k16kai.html を見てみました。けっこうな資料があるので、まとめはできませんが、目に付いたところを。

 かつては、「日本の法人税率は欧米並みに十分引き下げられている」という論調がありましたが、今回ドイツが法人税率を引き下げたため、実効税率ベースで法人税率が40%前後にいるのは、アメリカと日本だけになった旨がちゃんとグラフで明確に示されていました。世界と競ううえで、あるいはアメリカや欧州の会社がアジア方面の統括子会社を置く場合に中国に置くのか、シンガポールに置くのか、日本に置くのか?といった場合での競争といった当然の視点に財務省も行き着いたのかな?という気がしました。

 また、欠損法人の比率が70%にもなることについて、オーナーの給与によって赤字になり、赤字で足りない資金がオーナーからの借入れに依存しているという事実にも触れ、給与所得課税には給与所得控除があって、法人に利益を出すより、オーナーが給与で取ったほうが租税回避的な行動になるといったことも指摘していました。必要以上の事業者が法人の形態を選択しているのではないかという視点は、まさにそのとおりです。だから、給与所得控除を引き下げて、その分を生活保護手当の年額より少ない基礎控除や扶養控除に回せばよい・・・と私は考えているんですけど。

 しかし、税調の文章の雰囲気からは、法人税率を引き下げることで、また、ドイツの場合に法人税の税率を下げて、課税ベースを拡げていることに触れていることから、法人税率を下げて、給与を取るより会社に利益を出させるほうがよいといった動機付けをする税制にするのかな?という印象を感じました。昨今の税制改正は、この路線ですよね、業務主宰者税制とか。法人税率を下げ、所得税法56条を改正して、本当に事業に従事した家族に給料を払えるようにして、青色申告特別控除65万円の魅力と合わせて、個人事業をアピールすることで、法人成りならぬ個人成りを促進しようということなのかな?と思いました。会社法のデフォルトが旧有限会社であるのと方向性が逆ですが。

 といったことで、今後の税制改正の方向がちょっと見えてきたのかな?などと思います。

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