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2007年1月30日 (火)

ISOって神社の御札だったんだ!

 ある専門家のメーリングリストにて。

ある方が、「素朴な疑問なのですが、不二家の問題を起こした工場は、ISOの認証を受けていたにも拘らず、何故ISO認証団体の責任を問う声が出ないのでしょうか? 監査法人の適正意見が出ていたのに粉飾決算があったら損害賠償ものですから」といったニュアンスの意見が。「つまり、ISO認証工場で作った菓子だから、安心して購入、飲食したのに、その信頼を裏切ったと。」というわけです。

 そしたら、別の方が「神社のお札を貼っておいたのに、失火で家が燃えてしまった場合と同じだからではないですか。」だって。

 ISOにしても、プライバシーマークにしても、訴訟に耐えてこそ、社会のインフラとして機能するんだと思います。公認会計士の監査証明は、それだけの機能があり、だからこそ、そのインフラとしての信頼を裏切れば、カネボウ事件のように、公認会計士は逮捕されるけど、カネボウの取締役も社長ともう1~2人しか逮捕されない。監査役も逮捕されない。当事者より重い責任を課されます。

 最近のシステム関連企業では、情報の持ち出しとかが怖いからという理由で、個人のパソコンはもちろん、携帯電話の持ち込みも許されないといった話が出ています。それじゃ、緊急時の連絡先(子供の小学校の提出資料など)に携帯電話の番号を書けないということですよね。そういう不自由に値する給与の増額があったという話は聞かないし。キヤノンとか、やってますよね、そういう制度。外注先までその規制が適用されてますが、外注費は思いっきりカット。

 ということで、ISOだ、プライバシーマークだ、個人情報保護規程だと言うけれど、まだまだ、地に足着いていない印象を持ったという次第です。

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2007年1月13日 (土)

ケースメソッドによる授業

 社会人大学院だから、半年(14コマ)のうち1回くらいは、ケーススタディをやらんといけないだろうなぁということで、昨日、やりました。ケース授業は、「ま、こんな感じだろう」というイメージはあったのですが、慶應ビジネススクールの高木晴夫教授のケースメソッドのDVDを見たり、ケースメソッドのケース教材を購入したりして、勉強して、いざ、実践してみました。

 学生は10人で、活発に討議に参加してくれたのが3名。ケース慣れしていない学生ですから、こんなものかと思います。日本だもんね、役員会だって10人の役員で発言するのは3名くらいでしょ。活発に発言する3名、それを聞いて、7名が触発されて刺激を受けるなら、それはそれで効果があったわけで。もちろん、収穫は3名が一番多いわけですが。ん?いや収穫は私が一番多いのかな? 自分が実際にやった仕事を反芻して、会計に興味を持っている社会人大学院生にいろんな視野から議論してもらったのだから。

 あとは、2週間後に試験。「準備なしに聞かれたときにどれだけ答えられるか、普段の蓄積が大事だから、持ち込み不可としています。持込可にするくらいなら、試験の代わりにレポートを課しますので」と宣言。私って、厳しいかなぁ。

 来春の授業は、「税務会計」です。税務の分野でケースメソッドってのも難しいかな?と思いますが、判例や自分の税務調査の事例などを使って、企業側と税務当局側に分かれてもらって討論してもらうのなんか、良いかな?と思っています。

 写真は、新富士駅周辺から携帯のカメラで撮影した富士山。

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