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2006年7月23日 (日)

ノンバンク金利の方向性

ダイレクトメールの中にJCB first loan+というのがありました。金利が8%~17.8%ということで、昨今の情勢を踏まえた金利になっています。で、見ていたなるほどと思ったのが、融資可能枠が50万円コースでは17.8%、100万円で14.8%と落ちてきて、200万円超の枠の場合に8%が適用されるようになっています。

これは、多額の枠を設定できる人は、貸倒リスクが低い人だから金利を下げようということでもありますが、300万円といった大きなお金を借りてくれれば、年間24万円の利息が入るので、8%でも良い。50万円の枠の人は、8%じゃ4万円しか入らないので、管理コストが賄えない。だから、金利は高めに設定する・・・ともいえるのではないかと思いました。

ということで言えば、次の給与までの10万円、次のボーナスまでの30万円が足りないというニーズでのノンバンクならば、金利が20%を超えてもやむを得ない面もあってもよいのかなと思いました。つまり、一律に制限金利を設けるのではなく、少額の融資には高めの金利、50万円を超える場合には、利息制限法の金利をきっちり適用するというような発想があっても良いのかもしれません。となれば、30~50万円の貸付に専念するノンバンクがあっても良いし、メジャーなノンバンクがそういうところばかりであれば、これほどのサラ金問題は出ないのではないかと思うのです。

もしあなたがサラ金業者だとして、1万円借りて1ヵ月後に返すような客ばかりで、年利18%、つまり月利1.5%、つまり1ヵ月後に10,150円返してくるような状態ばかりだったら、おそらく商売は赤字です。と同時に貸す時点、返してもらう時点での事務手数は、貸付金額に関わらず同じなので、同じ貸すなら、1万円より10万円、10万円より50万円を貸したくなるビジネスであるということも理解できるでしょう。したがって、規制を作る際にも、借りる際にも、こうした消費者金融の業者側のビジネスモデルの特徴と傾向をよく理解しておくことが大事なのでしょうね。

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