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2006年6月28日 (水)

「千問の道標」という本

このブログの「気になる本」コーナーに1冊追加しました。

私は、会社計算規則37条第5項「第1項第1号の規定の適用については、募集株式を引き受ける者が出資する金銭以外の財産について、法第199条第1項第3号に掲げる価格と、当該財産の帳簿価額とが同一の額でなければならないと解してはならない」という条文が嫌いです。

要するに有価証券を現物出資すれば、帳簿価格となるのは、募集株式の発行の決議の時の発行価格ではなく、実際に有価証券の給付が行われて、資本金として受け入れる際のその日の時価になりますよ。外貨であれば、給付が行われたときの時価ですよ・・・という意味の規定ですが、そういう風に読み取れるように第1項を書いてくれれば、第5項は不要なわけです。「・・・であるから留意する」ならともかく、「・・・と解してはならない」という命令調の文章であることも怒りを増幅します。

きちんと読み取れる日本語を書いてほしいものです。で、それができなかったから、解説書を書いて、各自のお小遣いにしちゃうという立法担当者に腹が立ちつつも、きっとこの本を読めば、条文を読んでもわからないところがわかるに違いない・・・と買ってしまうのですよね。

会社法になって、会社の自由度が増えました・・・というのは、逆に言うと、専門家のアドバイスがないとなにもできなくなりました・・・ということです。顧問税理士、顧問弁護士の能力の差が大きく出てきますね。

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